みんなのたまご倶楽部って?
猛暑がついにやってきましたね!
熱中症には気を付けていきましょう。
さて今回お話があったのは「みんなのたまご倶楽部」です。
う、う〜ん初耳ですが、、、
どうやら卵のネットワークを広めていた会社らしいです。
報酬がストップして新聞に載ったり警察沙汰になっている様ですね。

案件の解説 目次
みんなのたまご倶楽部の実態とは・・・
真実はわかりませんが、仕組み自体に無理があるのは確かでしょう。
1個150円の高級卵90個を月々13,900円購入し、
5人紹介を出すと、月々25,000円が紹介報酬として支払われる。
確かにこれなら、無料で毎月卵食べ放題+収入にもなりますね。

待てよ・・・
そもそも、、なんですが・・・
卵好きな人でもそんなに食べます!?w
大家族か、オムライスのお店とか、
対象先が狭すぎる気が・・・
しかも月に2回、45個ずつ届く・・・
となると、後から食べる卵はどんどん古くなります。
もう新鮮な卵ではなくなりますねw
みんなのたまご俱楽部報酬の仕組みとは・・・
まぁそれは置いておいて、
13,900円×5人=69,500円
69,500円-25,000円=44,500円
でもネットワークってこれだけで終わらないんですよね、
下に広がれば広がる程、自分も収入を取り続けられる仕組みです。

なので、この44,500円はアップのアップのアップにも少しずつ支払われていきます。
会社の利益はどんどんと薄まっていくわけですね。
みんなのたまご倶楽部の紹介文の中に以下のような記述があります。

なるほど〜
15,625人が会員になれば(月々13,900円)毎月売り上げは2億2,000万円程です。
3,125×25,000円=7800万円
625×62,500円=3,900万円
125×156,250円=2,000万円
25×243,750円=600万円
5×50万円=250万円
1×100万円=100万円
合計1億4,650万円
つまり、2.2億の売り上げに対して紹介報酬は1億4,650万円。
仕入れを抜きにすると会社に7,350万円お金は残りますね。
まぁギリギリ黒字になりそうな雰囲気はあります。
何故これで破綻してしまったのでしょう?
みんなのたまご倶楽部が破綻したポイント
みんなのたまご倶楽部が破綻したポイントは
「5人を紹介すると自分の分は無料になる」
という点です。

報酬を受け取っているのが、3,906人、
つまりこの人達は月々の13,900円の支払いが無料になっているはず。
3,906×13,900円=5,400万円(無料分)
7,350円(会社残金)-5,400円=1,950万円
仕入れを抜きにして約2,000万円しか残らないということです。
入会金が3,000万円程あったとしても、約5,000万円が残る。
卵の仕入れをして、家賃や人件費、税金等の会社の経費を考えるとほぼ利益は残らないでしょう。
しかも上記は5人紹介からの報酬計算になっていますが、紹介文の中には、
1人でも紹介を出せば「G―P E X持続化給付金」貰える
という記載もあります(計算方法は不明)
もうマイナスになることは明確ですね。
※あくまで材料を拾った武田個人の見解ですので、間違っていたらすみません😅
ここに気付けたかどうかではないでしょうか?
ま、上記の紹介文が本物であるかどうかは分からないので、あくまで推察の域は超えません。
しかし、単純計算をしていくとこのロジックに無理がある!
ということに気付けないわけではないのですが、対象となっていたのがご年配の方中心・・・
そこまで深く考えずに紹介を出して拡大していったことは想像に難くありません。

一般の会社自体もネットワークビジネスの仕組みとほぼ同じです。
私は、ネットワークビジネス自体の仕組みは悪いものとは思いません。
ただ、判断を誤ると損失を生んでしまう可能性があるので、注意が必要でしょう。